ども~~~~!
コッシーです。
今回は
バッテリーについてのお話です。
夏は熱によるバッテリートラブルが発生しやすい 時期でもあります。
バッテリーに繋がる原因としては大きく5つあり
①発電不良 ジェネレータ
②制御不良 レギュレーター リーク(電流漏れ含む)
③単体不良 バッテリー
④使いすぎ 電装過多
⑤その他 配線不良・コネクタ焼け等
で分けられるかと思います。
簡易点検としては良好なバッテリーを装着して、電圧計をバッテリーにつなぎ充電圧チェックを行います。
充電電圧(エンジンかけてアイドリング)を点検して、
アイドリングでバッテリー電圧(12.5~13.0)以上でOK
5000rpmくらい回してMAX14.5以下くらいでOKレベルです。
今回はCBR1000RR(SC57)2004~2007モデルでたまに見かける例として
①にあります、ジェネレーター異常の例をご案内します。
これが壊れると、エンジンの回転数を上げても充電されず、バッテリーから放電する一方となり、
そのまま電圧が一定レベル以下まで下がると、走行中に止まってしまいます。
これがNGのジェネレータで黒い部分が炭化してしまっています。
充電電圧は MAX11.7V もうエンジンかからないレベルですね。
こちらがCBR1000RRの新品ジェネレーター 綺麗です。
抵抗点検で判断出来れば楽なのですが、今回は特に新旧の差はありませんでした。
さらに充電電圧チェックでは始動直後は発電していましたが、熱が上がるとダメになるパターンでした。
清掃・ガスケット塗布・組付け
これでの充電電圧は 14.3V 良好ですね。
今回は 走行距離も30000キロ超えてきていましたので、
ジェネレータ交換
レギュレータ交換(念の為)
バッテリーをリチウム バッテリー
を行いました。
ツーリングは、遠い所に行きますよね?
CBR1000RR(SC57)のこのモデルに関してはもし20000km超えてきているようなら、
年に一度くらいは 「ジェネレータの分解目視点検」 をしていった方がよさそうです。
レッカー費用より、断然安くチェック出来ます!ご相談下さいませ。